本文へ移動
展示会・内装工事における
新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン
 
(2020年6月30日)
1.はじめに
 
弊社ガイドラインは、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を踏まえ展示会・見本市及び付帯イベントにおける 新型コロナウイルス感染拡大予防策として実施すべき基本的事項を具体的に整理したものである。
 
2.感染防止のための基本的考え
 
弊社は、施工現場の工事内容等を十分に踏まえ、作業現場及び展示会場に移動する自動車や公共交通機関において、作業員間および周辺エリアへの感染を防止するよう努めるものとする。
 
このため、「三つの密」が生じ、クラスター感染発生リスクの高い状況を回避するため、最大限の対策を講じる。
 
3.事前対策
 
  • 自社及び協力業者のスタッフが新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある場合、過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航並びに当該在住者との濃厚接触がある場合には、自宅に待機するよう周知・要請する。
 
  • 公共交通機関や公共施設を利用する従業員・作業員には、マスクの着用、咳エチケットの励行、車内等密閉空間での会話をしないことを徹底する。
 
  • 関係者の従業員にマスクの常時着用と入口・施設内での手洗いや手指消毒の励行を周知徹底する。
 
  • ユニフォームや制服を着用する場合はこまめに洗濯する。
 
  • 各社では本展示会業界のガイドラインだけではなく、夫々のガイドライン確認と適切な対応の検討・実施をする。
 
  • 出展者ブース等をデザインする際は、密を避けるデザインとなるよう配慮し、現場施工の負担が大きくなるようなデザインを避けるよう心掛ける。
 
  • 万一の感染発生に備え追跡可能なように入館者名簿を作成し、氏名・住所・検温結果・連絡先等を管理し、現場開始時に主催者及び会場事務局に提出する。
 
4.施工現場における対応
 
  • 作業員に対し、出勤前に、体温や新型コロナウイルスへの感染を疑われる症状の有無を確認させる。
 
  • 自社及び協力業者のスタッフには施工期間中、朝体温と体調の確認を行い、37.5度以上の発熱がある場合や体調がすぐれない場合には在宅指示を徹底する。
 
  • 入館時に検温を実施し規定体温をクリアできた作業員のみ腕章を渡し作業中において明確にわかるよう管理する。
 
  • 会期中に感染者が発生した場合速やかに感染経路がわかるようにする。
 
  • 現場状況等を勘案しつつ、消毒液(アルコール等)の設置や不特定の者が触れる箇所の定期的な消毒を実施する。
 
  • 現場での社会的距離確保の徹底。
 
  • 現場でのマスクの着用や手洗いを励行する。※気温の高い施工現場においては、熱中症に留意する。
 
  • 共有する工具・台車などについての消毒・清掃を実施する。
 
  • 弊社が発注した設備・備品についての納品時消毒の実施をお願いする。
 
  • 来館者全員にマスク着用と頻繁な手洗い、手指消毒の励行を求めるサイン・貼り紙等の設置。
 
5.感染者が確認された場合の対応
 
  • 従業員・作業員の感染が確認された場合、速やかに受注者から発注者に報告する等、所要の連絡体制の構築を図るとともに、保健所等の指導に従い、感染者本人や濃厚接触者の自宅待機をはじめ、適切な措置を講じる。
 
  • 従業員・作業員の感染が確認された場合、感染者の行動範囲を踏まえ、保健所等の指示に従い、感染者の勤務場所の消毒を行うとともに、必要に応じて、同勤務場所の勤務者に自宅待機をさせる等の対策を検討する。